リスニング

リスニング勉強法決定戦!シャドーイングvsディクテーション

osa_france

Salut!おさです。

フランス語学習者から
よくこんな声が届きます。

フランス語の聞き取りが苦手…

リスニング力を伸ばすことは
避けて通れない課題ですよね。

ただ、リスニングの勉強法には
さまざまな方法があり、

どれを選ぶべきか
迷ってしまうことも…

特に

「シャドーイング」と「ディクテ」

はよく耳にしますが、

フランス語を勉強している方の中には

やるとしたらどっちかな?

本当に効果があるのかな?

色々気になりますよね。

この記事では

「ディクテ」と「シャドーイング」を比較し

リスニングを伸ばすうえで
私がおすすめする勉強法ご紹介します!

「話せるように」なるならシャドーイング!

いきなり結論ですが
私はシャドーイングをおすすめします。

前提として、どちらを選んでも
リスニングは上達します。

ただ、他に何のスキルを身に着けたいかによって
選ぶべき勉強法が変わります。

フランス語力全体を効率的かつ確実に伸ばしたいなら、
私はシャドーイングを全力でおすすめします!

なぜなら、シャドーイングは
リスニング力だけでなく

スピーキング力や
発音の向上にも直結する勉強法だからです。

もちろんディクテも
リスニング力を伸ばす上で有効です。

しかし、「実際に話せるフランス語」を目指すなら
シャドーイングが最強の選択肢だと考えています。

おさ
おさ

日本語でも書くより話すほうが機会が多いですよね?
話せるようになったほうがお得!

今回のブログでは

具体的にシャドーイングの効果や、
ディクテとの違いについて掘り下げていきます!

一般的なリスニングの学習方法については、
こちらの記事をご覧ください。

合わせて読みたい
フランス語リスニングを効果的に鍛える方法!
フランス語リスニングを効果的に鍛える方法!

そもそもシャドーイングとディクテって?

まず、それぞれの勉強法について簡単におさらいしておきましょう。

シャドーイングとは?

シャドーイングは

耳で聞こえた音をそのまま自分の口で再現する練習法

例えば、音声を再生しながら、
それに続けて声に出してフランス語を

「影(shadow)」のように追いかけます。

おさ
おさ

「影」をフランス語でombreと言いますが、
シャドーイングはフランス語でもshadowingです

シャドーイングをすると

聞き取れない「音」を特定し
自分の口で再現する練習法なので

正しい発音を身につけることができます。

ディクテとは?

一方ディクテは

聞こえてきたフランス語をそのまま書き取る練習法

自分が聞き取れない箇所を文字として明確にすることで、
リスニング力とスペルの正確性を鍛えることができます。

どちらも「聞き取れない部分を特定できる」
という効果は共通していますが、

アプローチには違いがあります。

シャドーイングを推奨する2つの理由

ではなぜ、シャドーイングが

話せるためのリスニング学習法として
優れているのでしょうか?

その理由を2つの観点から説明します!

1. シャドーイングは効率的

シャドーイングはディクテに比べて
短時間でより多くの練習が可能です。

ディクテは、一つ一つ書き取る必要があり、
どうしても時間がかかってしまいます。

また、書いている間に
次の音声が流れてしまうこともありますよね。

おさ
おさ

実際フランス語検定の聞き取り試験でも
試験なのに音声が3回流れます。

それくらいディクテには時間がかかってしまうんですね。

一方で、シャドーイングは
聞こえてきた音に反応して声に出すので、
テンポよく進められます。

しかも、繰り返し練習することで、
聞き取れない箇所に自然と気づけるため、
効率的に弱点を克服できます。

2. スピーキング力も同時に伸ばせる

フランス語学習のゴールの1つは
「話せるようになる」こと。

シャドーイングでは聞こえたフランス語を
そのまま口に出すため、

自然と発音やイントネーションが上達します。

発音が良くなるとスピーキング力が向上し、
相手に伝わるフランス語が身に付きます。

そのため、話せるようになりたい方には
シャドーイングが圧倒的におすすめです!

ディクテのメリットと限界

もちろんディクテにもメリットはあります。

例えば、フランス語のスペルや文法の正確性
向上させることができます。

しかし、私の経験では
フランス語学習者の多くは

「フランス語を話せるようになること」

を目標のしていると思います。

そのためには
発音やリズムに慣れることが重要です。

スペルの正確性は
Wordのスペルチェック機能や翻訳ツールで
補うことができます。

しかし、発音は自分自身で鍛えるしかありません。

シャドーイングを効果的に行うコツ

シャドーイングを最大限活用するためには、
以下のポイントを意識すると効果的です!

  1. 簡単な音声からスタートする
    最初は簡単なフレーズや会話文から始めて、少しずつ難易度を上げましょう。
  2. 発音やリズムを意識する
    単に音を真似るのではなく、ネイティブの発音やリズムをしっかりと意識して練習することが重要です。
  3. 繰り返し練習する
    同じ音声を繰り返し練習することで、苦手な部分が改善され、リスニング力とスピーキング力が確実に向上します。

より詳細なシャドーイング方法は

別のブログで紹介しています!

合わせて読みたい
フランス語シャドーイング!やり方とコツ
フランス語シャドーイング!やり方とコツ

「聞ける」から「話せる」フランス語へ!

シャドーイングとディクテの
それぞれにメリットがあります。

ただ、「話せるフランス語」を目指すなら
シャドーイングが最強の勉強法です!

シャドーイングのメリット
  • 短時間で効率よくリスニング力を鍛えられる
  • スピーキング力や発音も同時に向上する

これらの特徴を活かして

あなたのフランス語学習を
さらに効果的なものにしていきましょう!

フランス語学習の道のりは長いですが、
地道な努力を続ければ必ず成果が出ます。

一緒に頑張りましょう!À bientôt!

ABOUT ME
おさ
おさ
明日から使えるフランス語
札幌生まれ札幌育ち。
大学の第二外国語でフランス語と出会う。

Aix en Provenceに1年間交換留学。
卒業後、Lyonの大学院に2年間正規留学。
その後Aix en Provenceに戻り6ヶ月間インターンを経験。

フランス語検定1級、DALF C2 保持

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