マインド

【見ないと損】フランス語の勉強計画の立て方5ステップ!

osa_france

Salut!おさです。

今回は、フランス語学習の計画の立て方についてお話しします。

皆さんは学習の計画を立てたことありますか?ちょっと考えてみてください。

もし学習計画がなかったら、あなたは次のような状況に陥ってしまうかもしれません。

  • 「得意なことばかり勉強して、苦手分野がいつまでも放置される」
  • 「何のために勉強しているかわからなくなり、モチベーションが急降下」
  • 「ゴールが見えずに、時間とお金をただ浪費してしまう」

最悪の場合、こうした状況が積み重なり、ついにはこう思ってしまうかもしれません。

「フランス語ってつまらないな…。もうやめようかな…」

こんな悲しい結末、避けたいですよね?実際に、計画を立てずに挫折してしまった人を何人も見てきました。

確かに、「その日の気分ややる気次第で勉強を進める」というスタイルもあるでしょう。でも、もしあなたが最短ルートで目標を達成したいのであれば、計画作成は避けて通れません。

フランス語は、一夜漬けで習得できるようなものではありません。数ヶ月、あるいは数年単位での努力が必要です。その時間を無駄にしないためにも、学習計画を立てることは非常に重要なのです。

灯台のない真っ暗な海を、手漕ぎボートで進むような無謀な学習から脱却しましょう。これから、私自身がゼロからスタートして、たった2年でDALF C1を取得したときの計画法を例に、フランス語学習の計画の立て方を5つのステップでお伝えします。

フランス語学習計画の立て方:5つのステップ

最適な計画は、以下の5つのステップを踏んで作成できます。

  1. 目標設定
  2. 目標と現在地の距離を測る
  3. 目標達成のためにやるべきことを洗い出す
  4. 大まかなスケジュールを作る
  5. 週ベースで詳細な計画を立てる

①目標設定

まずは目標を設定しましょう。これがないと計画を立てる意味がありません。以下は私の例です。

  • 大学2年生のときにフランスに交換留学する
  • 大学卒業後、そのままフランスの大学院に進学する
  • フランスにいる間にDALF C2を取得する

重要なのは、「いつまでに」「何を達成するか」を明確にすることです。

例えば、上記の私自身の例を挙げると、大学1年生の夏に1つ目の目標を立てました。

目標が明確であれば、計画の立案がスムーズになります。次に進みましょう!

②目標と現在地の距離を測る

次に、目標と現状のギャップを具体的に把握します。例えば、試験が目標であれば模試を解いて現在の実力を確認します。

私の場合、交換留学に行くため、フランス語検定2級を目指しました。ただ、目標を立てた当時の実力は4級程度でした。この結果を受けて、「1年で級を3つ上げる必要がある」と目標達成までの道のりが明確になりました。

このプロセスを経ることで、漠然とした不安が現実的な課題へと変わり、次にやるべきことが見えてきます。

③目標達成のためにやるべきことを洗い出す

ギャップが明らかになったら、それを埋めるために何をするべきか洗い出します。たとえば模試の結果から次のように問題点を分析します。

  • 知らない単語が多かった → 単語力を伸ばす必要がある
  • リスニングが弱かった → リスニング力を鍛える必要がある

私の場合、目標を立てた直後に受けたフランス語検定で2級に落ちた際の課題は以下の2点でした。

  1. 単語力不足
  2. リスニング力の欠如

これを受けて、学習の柱として次の2つを設定しました。

  1. 単語学習
  2. シャドーイングによるリスニング強化

このように課題を具体的にすることで、計画に必要な要素が自然と見えてきます。

④大まかなスケジュールを作る

次に、やるべきことをざっくりとした時間の枠に割り当てます。私は2級に落ちた後、交換留学の選考までの半年間を次のように区切りました。

  • 最初の3ヶ月:3級~準2級レベルの復習と単語暗記
  • 残り3ヶ月:2級レベルの単語暗記と模試演習

この段階では、まだ細かく計画を作る必要はありません。時間軸の中でざっくりと進める方向性を決めるだけでOKです。

⑤週ベースで詳細な計画を立てる

最後に、具体的な週ベースの計画を立てます。例えば、次のように1週間の計画を作ります。

  • 月曜日:単語帳1~100を覚える
  • 火曜日:単語帳1~100を復習し、新たに101~200を覚える

私は「今日やるべきこと」を箇条書きでリスト化していました。これにより、計画が細分化され、1日1日の学習内容が明確になります。

計画はパンパンに詰めるべき?それとも余裕を持たせるべき?

計画の作り方には大きく分けて2つの考え方があります。

  1. ストイックにパンパンに詰め込む
  2. 余裕を持たせて確実に達成できる計画を立てる

どちらが正解かは性格によりますが、私の場合は「パンパンに詰め込む」派でした。ぎりぎり達成可能な量を設定することで、自分を追い込み、モチベーションを維持していました。

パンパンに詰め込むと、「達成できなかったらどうしよう」と不安に思うかもしれません。でも個人的には他人に迷惑をかけていない限りは達成できなくてもいいのではないでしょうか?

おさ
おさ

1度やってみて、後から計画を調整するのも方法の1つですね

まとめ:計画が成功の鍵

フランス語学習の成功は、計画を立てる段階で半分決まっています。今日ご紹介した5つのステップを踏んで、自分に合った計画を作成してみてください。

計画はゴールへの地図です。正しい計画を手にすれば、あなたも目標達成に大きく近づくはずです!

今後も勉強法や学習のコツをどんどん公開していくので、ぜひ参考にしてみてください。一緒にフランス語を楽しみながら上達しましょう!

それでは、A bientôt !

ABOUT ME
おさ
おさ
明日から使えるフランス語
札幌生まれ札幌育ち。
大学の第二外国語でフランス語と出会う。

Aix en Provenceに1年間交換留学。
卒業後、Lyonの大学院に2年間正規留学。
その後Aix en Provenceに戻り6ヶ月間インターンを経験。

フランス語検定1級、DALF C2 保持

記事URLをコピーしました