エビングハウスの忘却曲線でフランス語学習を効率化!
Salut!おさです。
フランス語を勉強している皆さん
こんな経験ありませんか?
私も以前は同じ悩みを抱えていました。
いくら覚えてもすぐに忘れる…
そんな自分が嫌でした…
でも、「エビングハウスの忘却曲線」を知り
その理論を学習に活用するようになってから
状況が劇的に変わりました。
今回は、この忘却曲線の仕組みを
フランス語学習に応用する方法をお伝えします!
これを知れば「覚えては忘れ」の
連鎖を断ち切り
あなたの学習効率が飛躍的に向上します。
忘却曲線とは?
エビングハウスの忘却曲線は
19世紀のドイツ人心理学者
ヘルマン・エビングハウスが提唱した
記憶が時間とともにどのように減衰するかを示した理論です。
人は何かを覚える際
大きく2種類の記憶システムを使い分けます。
エビングハウスの忘却曲線は
長期記憶に関する研究成果です。
エビングハウスの実験では
意味のない文字列を覚えさせ
それがどれくらいの速さで
忘れられるのかを調べました。
その結果が以下の通りです:
- 20分後:覚えた内容の42%を忘れる
- 1時間後:56%を忘れる
- 1日後:74%を忘れる
- 1週間後:77%を忘れる
- 1ヶ月後:79%を忘れる
つまり翌日には
ほとんど忘れてしまうということ。
これじゃ、頑張っても無駄じゃないですか!
ちょっと待ってください。
大事なのは、このデータを知ることで
効率的な学習法を見つけること。
忘れるのは「脳の正常な働き」であり、
対策次第で記憶をしっかり定着させることができます!
長期記憶とエビングハウスの忘却曲線
フランス語学習で覚えた内容を
「長期記憶」として長い間脳に保存させるには
海馬が大きな働きをしています。
五感を通じて入ってきた情報は
脳の側頭葉の裏側にある海馬に送られます。
海馬は繰り返し入ってきた情報を
「重要なもの」として認識し長期記憶として保存します。
一方で、海馬はそれ以外の情報を
「あまり重要ではないもの」と判断してしまいます。
なので長期間学んだ内容を覚えておくには
反復練習が必要になってきます。
海馬に記憶が留まるのも長くて
1か月ほどと言われています。
復習タイミングは
エビングハウスの忘却曲線を活用するのが
非常に効果的です。
忘却曲線を味方につける学習法
忘却曲線と復習タイミング
忘却曲線が示す通り、
人は時間の経過とともに記憶を忘れます。
しかし、適切なタイミングで復習を繰り返すと
忘却が緩やかになり
やがて長期記憶として定着します。
以下は私が実際に試して
効果的だった復習タイミングの例です:
このスケジュールに従って復習を繰り返すと
記憶が徐々に長期記憶に移行していきます。
学習内容を「小分け」にする
一度にフランス語の単語や文法を
大量に詰め込むのは逆効果です。
学習内容を小分けにして
少しずつ覚える
これがポイントです。
例えば:
- 1日10単語を覚え、それを上記の復習スケジュールで繰り返す
- 新しい内容を学びつつ、以前の復習も並行する
短時間でもコツコツと進めることで、
無理なく記憶が定着します。
私が忘却曲線を活用して克服したこと
実は、私はフランスの大学院で
10分間のプレゼンの原稿を
すべて暗記しなければならない授業がありました。
紙を見てはいけないルールだったんです。
しかも母国語ではないフランス語…。
正直、心が折れそうでした。
ですがエビングハウスの忘却曲線を意識し
復習を計画的に行うことで
短期間で膨大な内容を覚えることができました。
また、フランス語の試験対策にもこの理論を活用し
効率よく知識を蓄えることができました。
特にフランス語検定は語彙問題や名詞化問題は
大体同じ傾向のものが出題されます。
参考書を暗記しておくだけでも大分有利になります。
忘却曲線を意識した暗記が、学習の未来を変える
フランス語学習では
- 動詞の活用
- 単語
- 文法など
覚えることがたくさんありますよね。
しかし、すべてを「何となく」覚えようとすると、
せっかくの努力が水の泡になることも。
エビングハウスの忘却曲線を活用すれば
以下のことが実現します。
「忘れるのは当たり前」と割り切ることで
学習へのハードルが少し低くなるはずです。
そして適切な復習を行うことで
必ず努力が成果として表れます!
まとめ
エビングハウスの忘却曲線は
ただの学術理論ではなく
私たちの学習プロセスを効率化する強力なツールです。
フランス語だけでなく
他の資格や仕事のスキルアップにも
応用できるので
ぜひ復習のタイミングを
意識してみてくださいね。
それではまた、A bientôt!