フランス語を話すときに文法は気にするべき?
Salut!おさです。
今回は、フランス語のスピーキング練習をしている方からよくいただく質問についてお話しします。
フランス語を話すとき、文法はどの程度気にすべきですか?
この質問、私自身も学び始めた頃はかなり気にしていたことなので、とてもよくわかります。
ただ、今振り返ると「文法に意識を向けすぎなくてもいいよ」と思う部分もあるので、
その点について詳しくお話しします!
フランス語を話すときに文法は気にしているのか?
まず結論から言うと、私は現在、フランス語を話すときに文法をほとんど意識していません。
自然に正しい文法で話せる状態になっています。
文法を間違えると自分で違和感に気がつきます
ただ、だからといって「文法なんて無視して適当に話せばいい」と言いたいわけではありません。
むしろ、正しい文法を意識しながら練習する時期が必要不可欠です。
その練習を積み重ねた結果、無意識で文法が使えるようになるんです。
私もフランス語学習の初期段階では
動詞の活用をひとつひとつ確認したり
複合過去を使うべきか半過去を使うべきか頭の中で一生懸命考えたりしていました。
例えば、
- Je suis allé(e) ? それとも J’allais ?
- Il faut que je parle ? それとも Je dois parler ?
と、毎回文法を意識しながらゆっくり話していたものです。
無意識で文法を使えるようになる方法
無意識で文法を操れるようになるには、「練習の反復」がカギです。
例えば、私は独り言を活用して
自分の日常をフランス語で説明する練習を繰り返していました。
初めは「主語+動詞+目的語」というシンプルな文を作ることからスタートします。
たとえば、
- Je mange une pomme.
- Il regarde la télé.
これを、日々の状況に合わせて「朝食のとき」「散歩のとき」「買い物のとき」といったシチュエーションでひたすら繰り返すんです。
すると、ある日気がつくと「Je mangeais une pomme.」や「Il faut que je mange une pomme.」と
より自然にフランス語の文法が使えるようになっていました。
練習のプロセスで、意識的だったものが少しずつ無意識に変わっていく感覚です。
まだ文法を意識することもある
今でも、文法に少しだけ注意を払うことがあります。
それは、主語が長いときや、文章が複雑になるときです。
たとえば、こんな文章:
- Les personnes que j’ai rencontrées hier et qui m’ont donné des conseils précieux sont très gentilles.
主語が長くなると、「あれ?動詞の活用、これで合ってたっけ?」と一瞬考えることがあります。
でも、これは慣れの問題で、練習を重ねるごとにスムーズになってきました。
おわりに
フランス語を話すときの文法の意識についてお話ししました!
学び始めの頃は、文法をしっかり意識して練習することが必要です。
ただ、それを繰り返していくと自然に「文法を気にしなくても正しいフランス語が話せる状態」になっていきます。
焦らずに、少しずつ進めていきましょう!フランス語の文法が「考えなくても自然に使える」ようになると
会話の中身やニュアンスに集中できるようになり
よりフランス語を楽しむことができるようになりますよ!
Bon courage !