【フラ語脳】日本語を介さずにフランス語を話す方法
Salut!おさです。
今回は「フランス語が話せるようになるまでのプロセス」についてお話しします。
という人の多くは、「フランス語を話せる」という状態のとき、頭の中でどんな変化が起きるのかについて明確なイメージが湧いていないのではないでしょうか?
実際、私自身もフランス語の学習を始めたころ、
- 話せる人ってどんな風に考えているんだろう?
- 日本語を経由しないでフランス語を話すなんて本当にできるの?
と疑問に思っていました。
そして、フランス語学習者との会話の中でもこんな質問をよく耳にします:
- 「フランス語を話すとき、フランス語で考えているんですか?」
- 「話そうとすると、どうしても日本語を介してしまいます。」
これらはフランス語学習者が共通して抱える悩みの一つです。
そこで今回は、フランス語脳の構築プロセスについて詳しく解説していきます。
フランス語を話せるようになるまでの3フェーズ
フランス語力ゼロの状態から話せるようになるまでのプロセスは
大きく以下の3つのフェーズに分けられます。
- 日本語の枠組みでフランス語を考える
- フランス語をフランス語で考え始める
- フランス語をフランス語で自然に考えられる
フェーズ① 日本語の枠組みでフランス語を考える
この段階は、フランス語を学び始めたばかりの人が経験するフェーズです。
普段日本語で物事を考えている私たちは、フランス語も日本語を介して理解しようとします。
例えば、語彙学習の際、
- 「organiser:~を計画する」といった形で単語と日本語訳をセットで覚える
- 文法を日本語で解説するテキストを使って、「冠詞は名詞の性に合わせるんだな」などと理解する
このように、フランス語の学習は日本語の枠組みを借りながら進みます。
例えば、「J’ai besoin de partir.」という文を作る際、
- 「avoir besoin de(~する必要がある)っていう表現があって、その後は動詞の不定形が来るんだな」
と日本語を介して考えるのが一般的です。
このプロセスは自然なものであり、悪いことではありません。
ただし、この段階で重要なのは
「フランス語の知識を増やし、文章を作る練習を繰り返す」ことです。
そこで重要になってくるのが、公式LINEでプレゼントしている瞬間仏作文というわけです。
フェーズ② フランス語をフランス語で考え始める
この段階では、フランス語の単語や表現が少しずつ「感覚」として頭に定着し始めます。
たとえば、最初は
- 「partirは『去る』って意味だから…」
と日本語を介していたのが、徐々に「partir=去る」という翻訳なしの感覚に変わっていきます。
例えば、
- 朝の支度中に「Je dois partir bientôt.(そろそろ出かけなきゃ)」と独り言を言う
- フランス語での会話を思い出しながら、「Pourquoi pas ?(いいじゃない)」と使える場面を想像する
こうした練習を続けることで、
日常的な場面でフランス語が日本語を経由せずに出てくる頻度が増えていきます。
フェーズ③ フランス語をフランス語で自然に考えられる
最終フェーズでは、フランス語が頭の中で自然に浮かび上がるようになります。
この段階では、日本語を介さずにフランス語のまま理解し、話すことが可能です。例えば、
- 「J’ai besoin de partir.」という文全体が瞬時に感覚的にわかる
- 「Pourquoi pas ?」のような表現が自然に口をついて出る
この状態に至るためには、フェーズ②で紹介した練習をさらに継続し
フランス語で文章を作る経験を重ねることが必要です。
フランス語脳を鍛える効果的な方法
日本語とフランス語を混ぜた話し方をしてみるのも有効です!
例えば、
このようにフランス語を少しずつ日常会話に取り入れることで
フランス語脳が育まれていきます。
フランス語が話せるようになると、フランス語もパッとでてくるので、自然と日本語と混ざった話し方になることも
まとめ:フランス語脳への道は誰にでも可能
ゼロからフランス語を話せるようになることは、誰にでも可能です。
現に、フランス語を流暢に話す人も必ず「日本語を介して考える段階」を経験しています。
フランス語学習は、焦らず着実に進めることが大切です。
そして、今日から少しずつ日本語を減らし、フランス語で考える練習を始めてみてください。
あなたもいつか、「フランス語はフランス語で考える」感覚を手に入れることができますよ!