スピーキング

伝わるフランス語の秘密:リエゾンとアンシェヌマン

osa_france

Salut!おさです!

今回のブログでは

フランス語の リエゾンアンシェヌマン

について解説します。

聞いたことあるけどよくわかんない…

なんだか難しそうな響きですが、

これを正しく理解して使えるようになると、

「相手に伝わるフランス語」 を身に着けることができます!

このブログでは、フランス人が自然に使っている

リエゾンやアンシェヌマンのルールを
わかりやすく解説し、

すぐに実践できる練習法もご紹介します。

このブログを読むことで、
あなたのフランス語がぐっと伝わるようになります。

それでは、スタートしましょう!

リエゾンとは?

まずは基本的な定義から説明します。

リエゾン(Liaison)の定義

リエゾンとは、フランス語で

単語と単語がつながる際に、通常発音されない子音が発音される現象

のことです。


具体例を見てみましょう。

リエゾンの例
  • les amis (友達)
  • 発音:[le z ami]

この場合、通常は発音されないlesの”s”が次の単語とつながり、”z” の音になって発音されます。

  • vous avez (あなたは持っている)
  • 発音:[vu z ave]

リエゾンを使うことで、単語と単語のつながりが滑らかになり、耳に心地よく聞こえます。

アンシェヌマンとは?

こちらも基本的な定義から説明します。

アンシェヌマン(Enchaînement)の定義

アンシェヌマンとは、

単語の最後の発音される子音が、次の単語の母音とつながる現象

のことです。

アンシェヌマンの例
  • un homme (一人の男性)
  • 発音:[œ̃ n ɔm]

unの”n”が次の単語 homme とくっつき[nɔm]と発音されます。

  • elle arrive (彼女は到着する)
  • 発音:[ɛl a riv]

elleの”l”が次の単語 arrive とくっつき[lariv]と発音されます。

アンシェヌマンはフランス語のリズムに欠かせない要素で、
音をつなげることで自然な発音になります。

リエゾンとアンシェヌマンが大切な理由

リエゾンとアンシェヌマンを正しく使えないと
フランス語はどう聞こえるのでしょうか?

リエゾンとアンシェヌマンを使えないと…
  • 単語がバラバラでロボットのように聞こえる
  • 音声変化を理解できず、リスニングで単語を認識できない
  • フランス人に「Pardon?」と頻繁に聞き返される

逆に、リエゾンやアンシェヌマンをマスターすると

リエゾンとアンシェヌマンが使えると…
  • 単語のつながりがスムーズになり 「フランス語っぽさ」がアップ
  • リスニングが聞き取れるようになる!
  • フランス人から 発音がきれいだと褒められる

フランス語の響きがよく、
心地良い・メロディーを奏でているように聞こえる。

というのはリエゾンとアンシェヌマンが理由です。

リエゾンの基本ルール

リエゾンには

  • 使うべき場面
  • 使わない場面

があります。

間違えるとフランス語が
不自然に聞こえるので注意しましょう。

リエゾンを使う場面

冠詞 + 名詞

例:un enfant(一人の子ども)
発音:[œ̃ n ɑ̃fɑ̃]

代名詞 + 動詞

例:ils ont(彼らは持っている)
発音:[il z ɔ̃]

形容詞 + 名詞

例:petit enfant(小さい子ども)
発音:[pəti t ɑ̃fɑ̃]

前置詞 + 名詞

例:dans une maison(家の中で)
発音:[dɑ̃ z yn mɛzɔ̃]

リエゾンを使わない場面

一部の助動詞の後

例:Je vais à Paris(私はパリに行く)
発音:[ʒə vɛ a paʁi]
s は発音しない。

名詞の複数形の後

例:des enfants(子どもたち)
発音:[de z ɑ̃fɑ̃]
※ 冠詞の des と名詞はリエゾンするが、名詞の後の s は発音しない。

アンシェヌマンの基本ルール

アンシェヌマンはリエゾンに比べて
ルールがシンプルです。

基本的に最後に発音される子音
次の単語の母音とつながります。

アンシェヌマンの例

  • C’est une étoile(星)
    • 発音:[sɛ t yn e twal]
  • C’est une amie(彼女は友達です)
    • 発音:[sɛ t yn ami]

リエゾンとアンシェヌマンの練習方法

ここまでフランス語の
リエゾンとアンシェヌマンのルールをご紹介しました。

ですが、それだけでは使えるようにはなりません。

何度も繰り返し練習することで
リエゾンとアンシェヌマンが身に付き

伝わるフランス語を身に着けることができます。

ここからは効率的な練習法について
ご紹介します。

1. ルールを意識して読む

まずはリエゾンとアンシェヌマンのルールを覚え、
単語と単語がどうつながるかを意識して練習します。

練習フレーズ:

  1. Nous allons au marché.
    • 発音:[nu z alɔ̃ o maʁʃe]
    • 意味:私たちは市場に行きます
  2. Elle habite à Paris.
    • 発音:[ɛl a bit a paʁi]
    • 意味:彼女はパリに住んでいます

2. 音声を聞いて真似る

フランス語のニュースや教材を使い、
ネイティブの発音を聞いて真似してみましょう。

おすすめはシャドーイングです。

シャドーイングするなら
シャドフラコンテンツページ
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例えば、フランスのラジオ局「RFI」などが役立ちます。

3. 発音を録音して確認する

自分の発音を録音して、
リエゾンやアンシェヌマンが
正しくできているかチェックします。

何度も音声と聞き比べ
大きく異なる部分がないかを
確認しましょう!

4. 添削を受ける

先のステップで録音しても
本当に正しくリエゾンとアンシェヌマンが
使えているのか不安ですよね。

そんなときはフランス語を話せる人に
録音した発音を聞いてもらうのが一番!

私が本気で作った「シャドテン」では
1週間に2回まで発音を添削します!

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月額5,000円で
8回以上発音添削を受けることができるので

一気に「伝わるフランス語」を
身に着けることができます!

おわりに

リエゾンとアンシェヌマンは、
フランス語を 自然に話すための鍵 です。

最初は意識的に練習する必要がありますが、
慣れてくると自然にできるようになります。

ぜひ今回のブログを参考に、
毎日の学習に取り入れてください!

音のつながりを意識するだけで、
あなたのフランス語は見違えるほど変わります。

それではまた次回お会いしましょう!
À bientôt !

ABOUT ME
おさ
おさ
明日から使えるフランス語
札幌生まれ札幌育ち。
大学の第二外国語でフランス語と出会う。

Aix en Provenceに1年間交換留学。
卒業後、Lyonの大学院に2年間正規留学。
その後Aix en Provenceに戻り6ヶ月間インターンを経験。

フランス語検定1級、DALF C2 保持

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