ノウハウコレクターを脱却した私の留学体験記

フランス語を話せるようになる!
そう信じて参考書を買い漁り
1年間必死で勉強したのに
何一つ成長できなかった…
ノウハウコレクターだった私が
効果的なアウトプット方法を学び
フランス語をネイティブ級まで上達
人生が180度変わった
逆転ストーリー
Salut!おさです。
今回はいくら勉強しても
全くフランス語が身につかず
途方に暮れて絶望していた私が
進むべき道を見つけるまでの過程を
包み隠さずお話しします。
正直、自分の苦い経験を話すのは
かなり抵抗があります。
本当は言いたくありません。
ですが、私はあなたに
同じ失敗をしてほしくない。
そしてフランス語を
絶対に諦めてほしくない。
どんなにいま頭を抱えていても
行動次第でフランス語は身につく。
この事実をあなたに伝えたくて
記事を書いています。
私は元々勉強嫌いで
辛いことから逃げ続けていた
ポンコツ人間。
そんな私がフランス語で挫折した経験と
そこから立ち上がったきっかけを
包み隠さずお話しします。
フランス語との出会い

私がフランス語を始めたのは
大学に入学した2017年です。
第2外国語を履修する必要があり
その1つにフランス語がありました。
勉強嫌いな私は
- 単位を取るのが簡単
- 話せたらかっこよさそう
という安直な理由で
- 第1希望:スペイン語
- 第2希望:フランス語
- 第3希望:韓国語
を選びました。
最も簡単で人気のあったスペイン語に
抽選に外れてしまった私は
フランス語を学ぶことに。
第1希望に落ちたことで
しぶしぶ始めたフランス語。
でも、初回の授業で衝撃を受けました。

フランス語の発音きれい!
でも発音難しすぎる…
フランス語の響きが奏でる
美しさに魅了される一方で
英語とは異なる文法や
発音の難しさに圧倒されました。
それから数回授業に出るうちに
あることに気が付きました。

授業がつまらない…
フランス語の難しさに加え
話を聞くだけの授業は退屈で
次第に授業に出なくても
単位を取る方法を探っていました。
そこでシラバスを見返すと
「これだ!」と思った私は
すぐに書店に向かい
単語帳と文法書を購入しました。
ここで勘の鋭い方は
お気づきかと思いますが
ノウハウコレクター
の落とし穴に私がハマった瞬間です。
でもこのときは自分の行動に
全く疑いはなかったんですよね。
日本の教育で育ってきたので
この方法が正しいと盲信していました。
1度目の挫折

ノウハウコレクターの
落とし穴にまんまとハマった私は
独学で勉強を開始。
参考書の1ページ目から読み進め
自己紹介の表現から学びました。
仏検3・4級の単語帳も
電車の中で何度も繰り返しました。
4月から2ヶ月間集中して勉強し
6月にはフランス語検定3級を受験
結果は…
不合格
特に聞き取りが壊滅的でした…

フランス語は難しい。
英語を勉強すればよかった。
こう思った私は心が折れてしまい
元々興味のあった英語学習に切り替え
8月にアメリカのカリフォルニアに
短期留学に行くことを決意しました。
英語の道を歩む…はずが…?

英語を勉強すると決めた私は
アメリカへ出発するまでの2ヶ月間
英語のフレーズ集を図書館で借りて
ひたすら勉強していました。
そして8月に渡米。
初めての海外に戸惑いながらも
滞在先のホームステイ先へ到着。
優しそうなホストマザーに迎えられて
1ヶ月間のアメリカ留学に
心を踊らせていました。
やっぱり英語は最高

アメリカに到着した翌日には
留学先の大学付属の語学センターで
クラス分け試験が行われました。
2つしかクラスはありませんでしたが
なんとか上のクラスに。
他の国からの学生もいて
英語で挨拶・自己紹介をしました。
- 英語だと相手の言う事を聞き取れる。
- 自分の思いも伝えられる。

やっぱり英語だったんだ!
改めて英語を極めようと決心しました。
アメリカ到着後、1週間で家を追い出される

留学開始から1週間が経過し
少しずつ生活に慣れてきた頃
ホストマザーから衝撃の一言
ウチを出てけ!
まさかの一言。
優しいと思っていたホストマザー。
何度も夢かと思い、頬をつねりました。
でも夢は覚めません…
どうやら現実のようです…
戸惑いながらも理由を聞くと

いますぐに現金で
ホームステイ費を払え!
でもアメリカはカード社会です。
そんな大金を現金で持っていません。

明日お金を引き出すから
それまで待って!
と交渉しても聞いてもらえず。
翌日には
スーツケースを持って登校することに…
先生や友だちに驚かれました。
でも先生が親身になって
次の滞在先を探してくれました。
幸い、すぐに家が見つかり
アフリカ出身のホストマザーが
学校終わりに迎えに来てくれました。

大丈夫かな…

新しい家に到着し
他の家族に挨拶と自己紹介。
どこか感じていた不安が的中。
子どもたちが英語を話せません。
ホストマザーは
仕事の関係で英語を話しますが
母国から来たばかりの子どもたちは
英語を話せません。
では、何語を話していたかというと
フランス語
そこでハッとしたんです。
世界共通だと思っていた英語が
実は万能ではないこと。
英語以外の言語をメインで話す国も
世界中にたくさんあること。
そして
- 英語だけでは見えない世界がある
- 英語以外の言語ができると強みになるのでは?
そう思いました。
アメリカでフランス語を学ぶ

英語=世界共通という
固定概念が壊された私は
翌日すぐに本屋さんに行き
フランス語の本を買いました。
そして子どもたちと一緒に
フランス語の単語を勉強しました。
すぐには身につきませんでしたが
フランス語への情熱は
大きく向上しました。
こうして1ヶ月間のアメリカ留学は
フランス語の勉強で幕を閉じました。
本気でフランス語を独学する

日本に帰国後
フランス語への情熱はあったものの
つまらないフランス語の授業には
出席したくありません。
そこで改めてシラバスを読むと
2級合格で2年生の授業も免除可能
というのを見つけました。

これは利用するしかない。
先生に相談しよう。
そう思った私は
フランス語の先生に想いを正直に伝え
授業に出なくてもいいことになりました。
それからフランス語検定に合格に向けて
独学で勉強を再開し
合格に向けて意気込んでいた私は
またしても書店に出向き
中級レベルの単語帳と文法書を購入。
さらに図書館で試験の問題集を借りて
2級合格に向けてとにかく勉強しました。
まさか自分が
落とし穴にハマっているとも知らずに…
空き時間は全てフランス語

やる気に満ち溢れていた私は
空き時間は全てフランス語に当てました。
バイトのない日や
大学の空きコマを使って
とにかく勉強しました。
どんどん単語・文法を覚え

フランス語できるようになってきたかも!
自分に自信が付き始め
合格への期待を抱きながら
11月にフランス語検定2級に挑戦。
問題冊子を開いた途端
「なにこれ…」
フランス語で2度目の挫折

試験の難易度に絶望し
悔しくて泣きました。
- あんなに勉強したのに?
- 答え見たら知ってる単語じゃん!?
何がなんだかわかりませんでした。
勉強したのに身になっていない。
そんな自分が嫌いになりました。
でも今回はくじけなかった

自分の無力さに心を砕かれ
またしても挫折しそうになりました。
本気でフランス語を辞めようと
思ったときもありました。
でも、今回はくじけませんでした。
- アメリカで気付いた英語以外の需要
- フランス語に触れて感じた美しさ
試験の結果を受け入れて
気持ちを切り替えました。
ただ、正直この時はまだ
自分の勉強法を疑っていません。
- 勉強が足りなかった
- 使った参考書が良くなかった
そう思っていました。
慢性的なノウハウコレクターです。
当時は自覚がなかったので
完全に末期です。

ただ、幸い私の大学では
フランス語を勉強している人が
あまり多くなかったので
私は交換留学でフランスに行く切符を
手に入れることができました。
初めてのフランス留学

フランス語を知っているけど
話せないし聞き取れない。
そんな状況でフランスに行くのは
正直不安でした。
不安に駆られた私は飛行機の中で
ひたすら表現集の内容を暗記しました。
もちろん覚えられるはずありません。
飛行機はマルセイユに到着し
いよいよフランス生活が始まる。
本当はワクワクするはずなのに
フランス語ができない私は
不安しか感じていませんでした。
やっぱりフランス語が出来ない

大学からの担当者が
空港まで迎えに来てくれていました。
他の国からの留学生と
一緒に車に乗りましたが…
私のフランス語力が低すぎるあまり
- 担当者のフランス語が聞き取れない
- 思ったことをフランス語で言えない
一方で、もう一人の留学生は
楽しそうにフランス語で会話していました。

何だこの差は…
気まずすぎる…
ただただショックで
車に乗っている間は本当に地獄でした。
周囲との差に刺激を受ける

空港で出会ったその留学生と自分の差に
ショックを受けていましたが
それだけでは終わりませんでした。
留学先の語学学校で授業が始まり
他の学生と顔を合わせ、自己紹介。

えっ、みんなペラペラ。
自分だけフランス語できない…
圧倒的なレベルの差に
衝撃を受けました。
危機感さえ覚えました。

また、現地のフランス人と
知り合う機会もありました。
Salut!Ça va?


「普通だよ」っていうときは
参考書に書いて「Comme-ci comme-ça.」だ!
言った瞬間、笑われました。

その表現
誰も使わないよw
ショックでした。
参考書の最初の方に書いてある
この表現が使われない。
「そんなことってあるの…?」
何も信じられなくなりました。
ある先生との出会いが私を変えた

留学早々、自分と周囲の
フランス語力の圧倒的な差に絶望し
参考書で覚えた表現も「古い」と
否定されてしまった私は
完全に自信を失っていました。
そんなとき、私を救ってくれたのが
通っていた語学学校の先生です。
私は先生に言いました。

先生、どうやったらフランス語を話せるようになりますか?
最終的にDELF B2に合格したいです!
最初は笑われました。
なぜならそのときの私のレベルはA2で
目標と現実の差が大きすぎたからです。
フランス語検定 | DELF/DALF |
---|---|
ー | C2 |
1級 | C1 |
準1級 | B2 |
2級 | B1 |
準2級 | A2 |
3級 | A1 |
4級 | ー |
5級 | ー |
それでもB2に合格したい想いを伝え
これまで実施した勉強法と
フランス語が伸びない苦しみを
プライドを捨てて吐露しました。
するとあの一言が返ってきたのです
あなたはノウハウコレクターです
これまでの努力が否定されたようで
ショックを隠せない私に対して
先生はノウハウコレクターを脱する
解決策を示してくれました。
それは
適切なアウトプット
を行うこと。
すぐに理解できなかった私を見て
先生はその方法を丁寧に教えてくれました。
- インプットだけではなくアウトプットする
- それを他の人に見てもらう
それからも先生には
何度も助けられました。
何度も私のアウトプットに対して
指導してくれました。
先生は指導を通じて
先が見えなかった私に
「あなたがやるべきことはコレ」と
進むべき道を示してくれたのです。

ノウハウコレクターだった私は
- 参考書での勉強が全て
- 独学でもフランス語は身につけられる
こう思っていました。
でも実際、どんなに勉強しても
思うように上達せず、苦しんでいました。
一方で正しい勉強法を知ってからは
たった1年でA2→C1まで上達させて
フランスの大学院に進学し
最終的にはDALF C2や
フランス語検定1級を取得しました。
そしてフランス人と同じスピードで
会話できるようになりました。
学生時代から振り返ると
適切な勉強法を知ったおかげで
人生が大きく変わりました。
フランス語という
自分の強みができました。
次はあなたが変わるとき

この記事を読んでいるあなたも
「フランス語を本気で身につけたい」と
思っていると信じています。
ノウハウコレクターを卒業し
正しい勉強法がわかれば
あなたも最短でフランス語を
話せ、聞き取れるようになる。
私はそう確信しています。
勉強がもともと大嫌いで
フランス語検定3級に落ちた私ですら
いまでは試験の最高レベルに
到達できているのですから。
だから次はあなたの番です
私は、過去の自分のように
やる気はあるのに
フランス語が伸びない。
理想を叶えるために
フランス語を身につけたいけど
何をしたらいいかわからない。
そんなあなたと
一緒に成長していきたい。
その想いでこの記事を書きました。

次はあなたが
適切なアウトプット方法を知って
人生を180度変える番です。
大切なのは
失敗を恐れずに踏み出すこと。
途中で立ち止まったり
転んだりしてしまうのは
あって当然です。
私自身も何度も失敗しました。
でも、挫折や失敗を乗り越えてこそ、
その先の未来を手にできるのです。
失敗は成功の元
立ち止まってしまった時は
私が背中を押します。
転んでしまった時は
私が手を差し伸べます。
だからあなたには
一歩を踏み出す勇気を
持ってほしい。
人生は一度きり。
自分の人生は
自分で決めるしかない。
心配しないでください。
ここまでの配信を読んでいる
強い意志のあるあなたは
絶対にフランス語で
理想を叶えられます。
いま自分にできることを
とにかく行動に移してください。
小さなアウトプットからで構いません。
あと一歩を踏み出して
適切アウトプット方法を実践すれば
あなたはもう成長するだけです。
何度も挫折を味わった
私だからこそ言えます。
- やらなかった後悔は一生残る
- 限りある人生、やったもん勝ち
時間は待ってくれません。
あなたが自らの意思で
先に進まないといけないのです。
後悔しない人生の続きを描くのは
あなた自身です。
人生はすべて
あなた次第なのです。
明るく切りひらかれた未来を
目指しましょう!
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
【重大予告】
明日の配信では、ついに…
とっておきのコンテンツ
をご紹介します。
ここまで付いてきてくれた
あなたのフランス語学習に
大きな影響を与えるでしょう。
これまでの定期配信でお伝えした
- 適切なアウトプット
- エッセンシャル思考
これらを踏まえた
あなたのフランス語を大きく変える内容です。
「私がフランス語を勉強しているときに
あったらよかったのに」
という想いで作りました。
LINEを通じて皆さんの熱意に感化され
寝る間も惜しんで用意しました。
楽しみにお待ちください。
それでは
今日の小さなタスクです
30秒で終わります。
あなたがフランス語を始めたきっかけを教えて下さい
例)フランスに留学したいから、単位取得が楽そうだったから
LINEで教えて下さいね!
実はこれまでの小さなタスクにも
いろいろな意味が込められています。
フランス語学習の目標を
再認識してもらったり
勉強法や学習歴を
振り返ってもらったりしました。
これは2日目の配信でお伝えした
モチベーションに関わってきます。
すべて繋がっていたのです。
明日の配信は絶対に見逃し厳禁です。
ではまた明日の18時にお会いしましょう!
それでは、A demain!